両民族衝突のニュース-新疆ウィグル自治区を旅して(2)

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実は、6月30日(日)に西端のカシュガルを出発する直前に、600キロ東の行先・ホータンでウィグル族の暴動が起こったというニュースが入り、続行が危ぶまれました。帰国してから調べると、7月5日が、4年前にウルムチで起きた、死傷者約2千人という大規模なウィグル族・漢族の衝突事件の発生日に当たるためか、6月26日、自治区北東部のルクチュンで警察署などが襲撃されて35人が死傷し、28日にはホータンでも小規模な衝突が発生したとのこと。

このため、国道での警察や軍隊による検問はきわめて厳しく(軽戦車から数台の機関銃がわれわれに向けられていた)、幻の楼蘭国の遺跡「ミーラン」に外国人が立ち寄ることは禁止されましたが、幸いにも、それ以外にはコースや日程の変更はありませんでした。私たちのような行きずりの旅行者には、この新疆ウィグル自治区が抱える、数千年来の民族問題を理解することはまったく不可能ですが、いくつかの見聞を報告します。

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