月別アーカイブ: 2013年12月

中国のインディペンデント映画とその規制(1)

いま、東京渋谷の「オーディトリウム渋谷」で、「第4回中国インディペンデント映画祭」が開催中で、2週間の間に、14本のフィクション・ノンフィクション作品が1日に3、4本ずつ上映。
主宰者は、「ごあいさつ」の中で次のように述べています。
「…中国のインディペンデント映画は、中国人の映像作家たちが自ら作り出した、非常にストレートな映像です。そこには政府の意図も、スポンサーの意向も、外国人の思い込みも入っていない,“個々の中国人が表現したいこと”が写っています。(略)こうした作品は中国国内でも殆ど観ることはできません。上映許可証がなければ映画館で公開できないのは当然ながら、民間で上映会を行う場合などでも、警察が来て突然解散させられたりします。昨年から今年にかけ、南京の中国独立影像年度展、雲南省昆明の雲之南記録映画展という2つの大きなインディペンデント映画祭が中止に追い込まれ、北京独立影像展という映画祭も、政府の圧力を受けて、事務所内での内部鑑賞会という形で何とか継続している状況です。一般の人たちに映画を見せる機会は奪われていると言ってもいいでしょう。」。

中山大樹著・「現代中国独立電影」にも、中国政府のインディペンデント映画に対する検閲について、次のような記載があります。
「…検閲の基準は明文化されておらず、担当者のさじ加減ひとつで非常に分かりにくい。検閲に触れる事項は多方面にわたり、政治批判や性描写、暴力シーンはもちろんのこと、幽霊などのオカルトも禁止だし、同性愛は不道徳ということで許されない。宗教をテーマにしたものも基本的にNGだ。」(p167)。

わが国の映画の規制は、映画界が設立した第三者審査機構である映画倫理委員会(1949年「映画倫理規程管理委員会」として発足)による4段階の「レイティング―rating」という、自主的・間接的なものです。このため、映倫審査を受けずに映画を一般公開する行為について、上映禁止措置がとられたり刑罰が科せられたりすることはなく、映倫審査自体を無用のものとするインディペンデント映画製作者も見られます。これと比較して、中国における映画の規制は、国家系・非国家系を問わず、国家権力による直接的なもので、映画法下の戦前のわが国を思い起こさせます。

以下、「中国インディペンデント映画祭」で観たいくつかの作品の感想を記します。

弁護士の探し方(ニュージーランド法務省版)

ニュージーランドの法務省のホームページに,法律扶助(リーガルエイド)で雇える民事・家事の弁護士の探し方が掲載されています( http://www.justice.govt.nz/services/legal-help/legal-aid/civil/getting-a-lawyer )。ちょっと,面白かったので紹介します。

 

【弁護士の探し方】

・あなたが適当な弁護士を知らない場合は,次の方法で探して下さい。
・法律扶助の弁護士検索ツールを使う。
・信頼できる友達,家族,知人に紹介してもらう。
・住まいの地域で家事事件の弁護士を探すなら,弁護士会の家事事件の弁護士検索ツールを使う。
・住まいの地域でその他の弁護士を探すなら,弁護士会の弁護士検索ツールを使う。
・電話帳で「Barristers and Solicitors」か「Lawyers」の頁を見る。
・地域の法務局か市民相談所に聞く。

 

【弁護士を選ぶ前に】

弁護士はあなたの代理人となり,法的なアドバイスをしてくれます。あなたは弁護士と共に多くの時間を過ごすでしょう。だから,弁護士とよい関係を築くために,弁護士を決める前に次のことを確認しましょう。

・あなたの事案に似た事案を手掛けているか,どのような方法で解決したかを聞く。
・その弁護士が仕事の大部分を行うのか,それともその弁護士に付いている弁護士が行うのかを聞く。これは,あなたの取扱いを知る上で重要です。
・その弁護士が,あなたと安全に打ち合わせできる場所を持っているかを確認する。気兼ねなく話すためには,会議室は打ち合わせ専用でなければなりません。
・その弁護士が,あなたのためにできることとできないことを確認する(例えば,どのくらいの頻度で連絡するかだとか,どのように事件の情報を共有するだとか。)。